英国全寮制中等教育 完全ガイド
イギリスの寄宿学校(ボーディングスクール)とは。何歳から入れるか、費用、選び方まで
ボーディングスクール(boarding school)とは、生徒が学校の寮で暮らしながら学ぶ全寮制の学校のことで、日本語では「寄宿学校」とも呼ばれます。イギリスでは7歳から18歳(Year 3〜13)の生徒が寮で学んでいます。大学受験だけでなく、その前段にある「中等教育そのもの」をご一緒に設計します。何歳から入れるのか、費用はどのくらいか、親が英国にいなくて大丈夫か――最初の疑問から、出願・後見人・寮生活の安全まで、このページで全体像をつかんでください。
よくあるご質問
英国のボーディングスクールには、何歳から入学できますか。+
主な入学時期は 7+(Year 3/約7歳)、11+(Year 7/約11歳)、13+(Year 9/約13歳)、16+(Year 12/約16歳、シックスフォーム)です。プレップスクールは4〜7歳から、シニアスクールは主に11+と13+が中心の入口になります。日本にお住まいのご家庭には、在籍2年で総額を抑えやすく大学進学カリキュラムに直結する 16+(シックスフォーム)入学を現実的な候補としてご案内することが多いですが、最適な時期はお子さまの年齢・英語力・性格によって変わります。
出願はどのくらい前から準備すればよいですか。+
原則として、入学希望の少なくとも1年前には出願準備を始めることをおすすめします。人気の高いシックスフォームや、13+で事前テスト(プレテスト)を課す名門校では、入学の2〜3年前に登録(レジストレーション)が必要な場合もあります。学校により締切は大きく異なるため、志望校が固まったら必ず各校の公式情報で確認することが重要です。早く動くほど選択肢は広がります。
親が日本にいて、子どもだけ英国に行かせても大丈夫でしょうか。+
はい、適切な体制を整えれば十分に可能で、実際に多くの日本のご家庭がそうしています。鍵となるのが後見人(ガーディアン)制度です。保護者が英国外に居住する18歳未満の生徒には、英国在住の後見人を立てることが学校から求められるのが一般的で、後見人は緊急時の対応や、寮が閉鎖される長期休暇中の滞在先の手配などを担います。寮内ではハウスマスターや寮母が日々の生活を見守ります。後見人の選び方は専門ガイドで詳しく解説しています。
長期休暇のあいだ、子どもはどこで過ごすのですか。+
英国の全寮制校では、クリスマス(約3週間)、イースター(約3週間)、夏(約2か月)といった長期休暇のあいだ、多くの寮が閉鎖されます。そのため、休暇中の滞在先をご家庭または後見人があらかじめ手配しておく必要があります。日本に一時帰国する、英国内の後見人ファミリーのもとで過ごす、などの選択肢があります。これは英国制度の前提であり、後見人の役割が重要になる大きな理由の一つです。
英語にまだ自信がありません。それでも入学できますか。+
多くの学校が、英語を母語としない生徒(概ね9.5〜18歳)向けの選考の一環として UKiset などのテストを活用しています。UKiset は英語力(語彙・読解・リスニング・作文)に加え、認知・推論能力(言語推論・非言語推論・数学的思考)を測ります。学校ごとに求める基準は異なり、UKiset 自体が一律の合格ラインを公表しているわけではありません。非言語推論のように言語に依存しない領域は、早めの対策で着実に伸ばせます。現在の英語力を前提に、どの学校・どの入学時期が現実的かを無料相談で一緒に見極めます。
子どもの安全面が心配です。どのような体制になっていますか。+
英国の私立全寮制校は、セーフガーディング(児童保護)を最重要事項として制度化しています。各ハウスに住み込みのハウスマスター、生活と健康を支える寮母、学習と精神面を見守るチューターが配置され、24時間の見守り体制が組まれています。保護者が英国外にいる場合の後見人制度も、安全網の一部です。私たち自身もセーフガーディングを方針として明文化し、お子さまの安全を最優先に伴走します。学校選びの際は、各校のセーフガーディング体制を必ず確認することをおすすめします。
オックスフォードやケンブリッジへの進学にもつながりますか。+
はい。シックスフォーム(Year 12〜13)で取り組む A-Level または IB の成績が、オックスフォード・ケンブリッジをはじめとする英国トップ大学への出願の核となります。ボーディングスクール選びは、その先の大学進学ルートを選ぶことでもあります。私たちは全員がオックスフォード・ケンブリッジ卒の講師陣で、中等教育から大学受験までを一本の線でつないで支援します。
費用は全部でどのくらいかかりますか。御社の料金も教えてください。+
学校の学費は年間で概ね4万〜6万ポンド程度が一つの目安とされますが、これは各校が定める外部の費用で年度により変動します(出典:ISC/各校公表値、正確な額は公式情報をご確認ください)。これに後見人費用・休暇中の滞在費・渡航費などが加わります。一方、私たちの指導料はお子さまの状況により設計が異なるため一律の金額は掲げておらず、まずは無料相談で全体の見通しとあわせてご説明します。費用の不安こそ、最初のご相談で解消していただきたい点です。
このガイドの構成
英国ボーディングスクールの検討に必要な内容を、4つのステップに分けて解説しています。気になるところからお読みください。

