総額が読めない――その不安は、当然のものです。
「学費の数字は見たけれど、それで全部なのか、追加で何がかかるのか分からない」「ポンド建ての金額を見ても、生活費や後見人費用まで含めた総額の見当がつかない」「為替が動いたら、見積もりは一気に崩れてしまうのではないか」「奨学金で負担は本当に軽くなるのか、それとも夢物語なのか」。費用のご相談に来られる保護者の多くが、まさにこの四つの不安を口にされます。情報が断片的で、各校のサイトは英語、しかも項目の立て方が学校ごとに違う――これでは全体像が描けないのも無理はありません。けれども、費用は「見えないから怖い」だけで、構造そのものは決して複雑ではありません。このページでは、かかる費用を項目ごとに分解し、それぞれが第三者である学校側の目安であることを明示しながら、総額の輪郭をつかんでいただきます。読み終えたとき、漠然とした金額への恐れが、項目ごとに見通せる具体的な計画へと変わっているはずです。
費用の内訳 ― 学費の先にある項目まで一枚に
英国ボーディングにかかる費用は、学費を中心にいくつもの項目が積み重なって総額を形づくります。中核となるのが年間の学費(寮費・授業料込みのフルボーディング)で、ここに保護者が英国外に住む場合に必須となる後見人(ガーディアン)費用が加わります。さらに見落とされがちなのが、寮が閉鎖される長期休暇中の滞在費。渡航費は年に数回の往復を見込む必要があり、出願段階ではUKisetなどの受験料や登録料もかかります。入学後は制服や教科書、スポーツ用具といった備品も発生します。下の内訳に並べた金額は、いずれも各学校が定める第三者の£目安であり、私たちの提供価格ではありません。学校・学年・地域・年度によって変動するため、正確な額は必ず各校の公式情報でご確認ください。まずは「何にいくらかかるのか」の全体像を、項目ごとに把握することから始めましょう。
上記はすべて各学校が定める第三者の費用の目安であり、Oxbridge Mentors Japanの提供価格ではありません。学校・学年・地域・年度により変動します。JPY(円)換算は為替で日々動くため本ページでは示していません。正確な金額は必ず各校の公式情報およびISC公表値でご確認ください(出典:ISC/各校公表値)。
私たちの指導料について:サイト上では金額を掲載していません。お子さまの年齢・目標・必要な支援によって設計が変わるため、まずは無料相談で、学校・後見人・私たちの支援を合わせた費用の全体像を率直にご説明します。
段階と地域で変わる学費 ― レンジの読み方
学費は一つの固定額ではなく、教育段階と学校の所在地によってレンジが動きます。考え方の軸は二つ。一つ目は段階で、プレップ(7〜13歳)よりシニア(13〜18歳)、とりわけシックスフォーム(16+)に進むほど学費は高めに振れる傾向があります。二つ目は地域で、ロンドンおよびその近郊や、需要の高い名門校が集まるエリアは、地方の学校より高くなりやすいのが一般的です。下の表は、段階別に学費の目安レンジの「考え方」を整理したものです。あくまで幅の傾向を示すための目安であり、同じ段階・同じ地域でも学校によって金額は大きく異なります。重要なのは、特定の数字を鵜呑みにするのではなく、志望校の段階と立地からおおよそのレンジを見当づけ、最終的には各校の公表値で確認するという順序です。レンジの全体感を持っておけば、候補校を比較する際の判断が格段に速く、確かなものになります。
| 教育段階 | 地方校の目安レンジ | ロンドン近郊・名門校の傾向 |
|---|---|---|
| プレップ(7〜13歳 / フルボーディング) | £30,000–£45,000+ /年 目安 | 上限寄りに振れやすい |
| シニア(13〜16歳 / GCSE期) | £38,000–£55,000+ /年 目安 | £55,000超も珍しくない |
| シックスフォーム(16+ / A-Level・IB) | £40,000–£60,000+ /年 目安 | 最も高めに振れやすい段階 |
段階が上がるほど、また需要の高い地域ほど学費は高めに振れる傾向を示した考え方の目安です。実額は学校ごとに大きく異なります(出典:ISC/各校公表値・年度変動あり)。
2025年1月から、私立学費に20%のVATが導入されました
費用を見積もるうえで、近年の大きな制度変更を押さえておく必要があります。英国では2025年1月から、私立学校の授業料に20%のVAT(付加価値税)が課されるようになりました。これは費用の構造を左右する重要な変化です。実務上の注意点はシンプルで、現在各校が公表している学費は、概ねこのVATを織り込んだ後の金額として示されているということです。つまり、本ページや各校サイトで目にする「年間4万〜6万ポンド程度」という目安は、すでにVAT後の水準を反映していると考えてよい場合がほとんどです。ただし、表示が税込か税抜か、また具体的な反映の仕方は学校によって異なり得るため、見積もりを比較する際は「この金額はVATを含むのか」を各校に確認するのが確実です。制度や税率は今後も改定される可能性があり、最新の取り扱いは必ず公式情報で確かめてください。
奨学金とバーサリーの基礎 ― 期待と現実
学費の負担を考えるとき、多くの保護者が奨学金(Scholarship)に希望を寄せます。英国の私立校には確かに各種の制度がありますが、その性質を正しく理解しておくことが大切です。奨学金は学業・音楽・スポーツ・芸術といった分野で、優れた才能や実績を示した生徒に与えられる「栄誉」としての性格が強く、選考の競争率は総じて高いのが実情です。一方、バーサリー(Bursary)は家庭の経済状況に応じて支給される所得連動型(Means-tested)の補助で、こちらは家計の必要性に基づいて審査されます。ここで誤解してはならないのは、どちらの制度も多くの場合は学費の「一部補助」が中心であり、全額免除に至るケースは稀だという点です。奨学金を当てにして総額を低く見積もるのは現実的ではありません。下のカードで各制度の輪郭を整理しますが、対象・金額・条件は学校ごとに大きく異なるため、必ず各校の公式情報でご確認ください。
Academic Scholarship(学業奨学金)
入学試験や面接で卓越した学力を示した生徒に。競争率は高く、補助は学費の一部が中心。栄誉としての意味合いが強い。
Music Scholarship(音楽奨学金)
演奏審査などで高い音楽的才能を示した生徒に。レッスン費補助を伴う場合もあるが、全額免除は稀。
Sport Scholarship(スポーツ奨学金)
特定競技で抜きん出た実績・潜在力を持つ生徒に。学校の強化方針により対象競技や枠が異なる。
Art Scholarship(芸術奨学金)
美術・デザイン等の作品審査(ポートフォリオ)で評価された生徒に。アトリエ利用などの特典を伴うこともある。
Means-tested Bursary(所得連動バーサリー)
家庭の経済状況の審査に基づく補助。必要性に応じて支給額が決まり、奨学金と併用できる場合もある。
全額無償は稀という現実
奨学金・バーサリーとも一部補助が基本で、全額免除は例外的。総額計画は補助なしを前提に立て、補助は上乗せとして考えるのが堅実。
私たちの指導料は、サイトに掲げず無料相談でご案内します
ここまで学校側の費用についてお話ししてきましたが、私たちOxbridge Mentors Japanの指導料については、本ページにあえて金額を掲載していません。お子さまの年齢、目標とする学校や入学時期、現在の英語力、必要な支援の範囲によって、設計が一人ひとり大きく変わるためです。画一的な金額を掲げることは、かえってご家庭の実情に合わない見積もりを生みかねません。だからこそ、まずは無料相談でご家庭の状況とご希望を丁寧に伺い、そのうえで最適な支援内容と費用を率直にご説明します。相談の場では、学校の学費・後見人費用・私たちの支援を合わせた「総額の見通し」も含めて整理しますので、断片的な数字に振り回されることなく、全体像のうえで判断していただけます。費用の話は、最初に率直に。それが私たちの姿勢です。
確かな情報の上に、確かな伴走を
Oxbridge Mentors Japanは、Oxbridge出身を中核に、英国トップ大学出身の講師陣(全員がOxbridge卒ではありません)でお子さまを支えます。これまでの合格者は丸めの集計で示すとおりの積み重ねがあり、生徒が進んだ名門校も着実に広がってきました。創業者ジェイソンはケンブリッジ大学の卒業生です。本ページに記載した費用の目安・VAT・奨学金などの情報は、Independent Schools Council(ISC)やGOV.UKといった公的・準公的な情報源に基づいています。ただし学費や税制、各校の奨学金制度は年度ごとに改定される可能性があり、最終的な金額や条件は必ず各校の公式情報でご確認ください。私たちは、不確かな数字で期待をあおることはしません。正確な情報を土台に、ご家庭にとって現実的な計画を一緒に組み立てる――それが、費用という最もデリケートな話題に向き合う私たちの約束です。
※ 実績は累計の概数表示です(正確な人数は無料相談でご案内します)。制度情報の出典:British Council Japan/ISC/BSA/AEGIS/GOV.UK
よくあるご質問
英国ボーディングスクールの学費は、年間でどのくらいかかりますか。+
フルボーディング(寮費・授業料込み)の学費は、年間で概ね4万〜6万ポンド程度が一つの目安とされています。プレップよりシニア、とりわけシックスフォーム(16+)に進むほど、またロンドン近郊や名門校ほど高めに振れる傾向があります。これはあくまで各校が定める第三者の費用の目安であり、学校・学年・地域・年度によって変動します。さらに後見人費用・休暇中の滞在費・渡航費なども加わるため、正確な金額は必ず各校の公式情報でご確認ください(出典:ISC/各校公表値)。
2025年のVAT導入で、学費は上がったのですか。+
英国では2025年1月から私立学校の授業料に20%のVAT(付加価値税)が課されるようになり、これは費用の構造に影響する変化です。実務上は、現在各校が公表している学費は概ねこのVATを織り込んだ後の金額として示されていると考えてよい場合がほとんどです。つまり本ページの「年間4万〜6万ポンド程度」という目安も、すでにVAT後の水準を反映していると見て差し支えありません。ただし税込・税抜の表示や反映の仕方は学校により異なり得るため、見積もり比較時は各校に確認するのが確実です(出典:GOV.UK)。
奨学金をもらえれば、学費は無償になりますか。+
奨学金(学業・音楽・スポーツ・芸術など)やバーサリー(所得連動型の補助)は確かに存在しますが、多くの場合は学費の一部補助が中心で、全額免除に至るケースは稀です。奨学金は優れた才能や実績への栄誉という性格が強く競争率も高く、バーサリーは家庭の経済状況に基づいて審査されます。したがって、奨学金を当てにして総額を低く見積もるのは現実的ではありません。補助なしの総額を基本計画とし、奨学金は得られれば上乗せ、と考えるのが堅実です。対象・金額・条件は各校の公式情報でご確認ください(出典:ISC)。
御社の指導料はいくらですか。サイトに金額が見当たりません。+
私たちOxbridge Mentors Japanの指導料は、お子さまの年齢・目標校・入学時期・現在の英語力・必要な支援範囲によって設計が一人ひとり大きく変わるため、サイト上に画一的な金額は掲載していません。まずは無料相談でご家庭の状況とご希望を伺い、そのうえで最適な支援内容と費用を率直にご説明します。学校の学費・後見人費用・私たちの支援を合わせた総額の見通しも、その場で整理いたします。費用の話は最初に率直に――それが私たちの姿勢です。LINE(ID @130mswjb)からお気軽にどうぞ。
学費以外には、どのような費用がかかりますか。+
学費(年間4万〜6万ポンド程度の目安)に加え、いくつかの項目を見込む必要があります。保護者が英国外に住む場合に必須となる後見人(ガーディアン)費用、寮が閉鎖される長期休暇中の滞在費、年数回の日英往復の渡航費、UKiset受験料や各校の登録料といった出願関連費、入学後の制服・教科書・スポーツ用具などの備品費、入学確定時の保証金(Deposit)などです。いずれも学校が定める第三者の費用の目安で、年度により変動します。費用の内訳セクションに項目別の目安レンジを整理しています(出典:ISC/各校公表値)。
為替が動くと、総額はどのくらい変わりますか。+
英国の学費はポンド建てで設定されるため、最終的に日本のご家庭が負担する金額は為替相場の影響を直接受けます。同じ学費でも、円安に振れれば実質的な負担は増え、円高に振れれば軽くなります。だからこそ本ページでは、誤解を避けるためにJPY(円)換算を固定値としては示していません。為替は数年にわたる在籍期間を通じて変動するものなので、見積もりは「ポンド建ての目安レンジ」を軸に把握し、円換算は最新レートでその都度確認するのが現実的です。総額の組み立て方や為替リスクの考え方も、無料相談で一緒に整理します。