ESATの初回実施は2024年10月のため、本当の過去問はまだ多くありません。一方でUAT-UKは無料の公式練習問題を公開しており、ESATの出題スタイルは約10年分の過去問を持つ前身テストから受け継がれています。正しい順序で使えば、多くの受験生が消化しきれないほどの演習量になります。
まずはここから
公式のESAT練習問題
ESATを運営するUAT-UKは、本番のコンピュータ形式を再現した無料の公式練習問題を公開しています。現行仕様で作られた唯一の教材なので、序盤に眺めて消費せず、準備の後半に本番と同じ条件で解くことをおすすめします。
本番は40分のマークシート式ペーパー3つを1回で受験します。Mathematics 1は全員必須で、コースに応じてMathematics 2・Physics・Chemistry・Biologyから2つを受験します。減点方式はなく、各ペーパーは1.0〜9.0で採点されます。
演習量の源泉
前身テストのアーカイブ:NSAA・ENGAA・PAT
ESATは2024年入学からCambridgeの学科別入試テストを置き換え、Oxfordの物理系コースも移行しました。旧テストの過去問は現行ESATの出題スタイルに最も近い公開教材で、年数分の蓄積があります。
NSAA
2016〜2023年 · Cambridge自然科学
セクション1はESATの数学・理科ペーパーとほぼ一対一で対応します。セクション2はESATよりやや難しめ:理科ペーパーの実力を伸ばす発展教材として使えます。
NSAAガイド →ENGAA
2016〜2023年 · Cambridge工学
両セクションともESATのMathematicsとPhysicsに密接に対応します。Mathematics 2とPhysicsが必要なコースには最良の演習源です。
ENGAAガイド →PAT
Oxford物理系(ESAT移行前)
OxfordのPhysics・Engineering Science・Physics and Philosophy志願者は現在ESATを受験します。PATの過去問は、ちょうど良い難易度の物理問題解決演習として今も優れています。
PATガイド →使い方
過去問の正しい使い方
- 1
まず教科内容を固める
ESATが問うのはA-Level(IB HL)内容の流暢さで、新しい知識ではありません。内容が固まる前に過去問を消費しても得るものはわずかです。
- 2
初日から40分の時間制限付きで
全モジュールが40分、ペースは1問あたり約2分。時間を計らない演習は避けましょう:ペース配分こそがこのテストが選別する能力です。
- 3
前身テストで量を、公式問題で仕上げを
NSAA・ENGAA・PATで実力を作り、最新の公式ESAT教材は本番同然の模試として温存します。最後の1回は試験直前の1週間に。
- 4
エラーログをつける
失点をトピック別に記録し、1週間後に弱点を再テストします。スコアを伸ばすのは解いた枚数ではなくエラーログです。
ESAT過去問に関するよくある質問
本物のESAT過去問はありますか?
ごく少数です。ESATの初回実施は2024年10月のため、現行仕様で作られた公式練習教材(無料)と、出題スタイルの源流であるNSAA・ENGAA・PATの過去問アーカイブで演習量を補うのが標準的な方法です。
NSAAやENGAAの過去問は今でも役に立ちますか?
はい。ESATはこれらを置き換えるために導入され、出題スタイルはほぼそのまま引き継がれています。NSAAセクション1とENGAA両セクションは、現行ESATに最も近い公開教材です。
公式教材はどこで入手できますか?
UAT-UKの公式ESATページから無料でダウンロードできます。試験形式・日程・登録方法はESATガイドで日本語で解説しています。
解説(worked solutions)は必要ですか?
模範解答は「正解が何か」しか教えてくれません。ESAT問題バンクは試験形式の問題に完全な解説を付け、1対1指導が模範解答では埋まらないギャップを埋めます。
